Blog Vol.1 時代の変化に気づいていますか?

こんにちは。ディ・マネジメントの田中慶子です。会社を設立して5期目を迎えます。世の中が“画一化から多様化へ”、“集団から個の時代へ”と変化する中、ダイバーシティの必要性と組織の『変わる』をサポートできたらという思いで会社をつくりました。でもダイバーシティ=組織風土改革です。短期間ですぐに結果が出るものではありませんよね。そのため推進担当者は焦りや無力感に心折れそうになってしまいます。そんな担当者のお悩みを聴くたびに「もっと何かできることはないか」「少しでも勇気づけられないか」という気持ちになります。そこでダイバーシティや働き方改革に関する現場の声を中心に、月1回情報発信することにしました。サカキちゃんのイラストもお楽しみください。

■時代の変化に気づいていますか?

今、日本企業で働く人の姿を見ていると多くの方が時代の変化に気づこうとせず、ただ目の前のことをこなすのに必死で世間から取り残されているような気がします。ある人は走り疲れて倒れ、ある人は突然『お役御免』となり歯車から降ろされた瞬間、初めて時代の変化に取り残されていたことに気づき愕然とします。

必死で前に進んでいるつもりだったのに・・・

そんな上司や先輩を見た若い世代は「上司のような働き方はしたくない。この会社ではキャリアが描けない」と悩み、心折れたり、会社を辞めたりしています。以前は仕事についていけない人や仕事が合わないと辞める人が多かったのですが、最近は優秀な人から辞めています。新卒採用は年々厳しく時間やお金をかけて優秀な学生を採用したのに早期離職は会社にとって大きな損失ですよね。

■4年間で見てきた景色
冒頭でも触れたように、ダイバーシティ、働き方改革の推進は組織風土改革です。4年経って変わったかというとまだ大きな変化はありませんが、少しずつダイバーシティの必要性や真剣に取り組みを始めている企業が増えてきたなと感じています。少なくとも「もうダイバーシティ=女性の活躍推進だけじゃないよね。グローバル化、障がい者雇用、シニアも色々問題あるよね。」という声が聞こえてくるようになりました。

弊社へのお仕事の依頼も、設立した2015年当初は7割が女性活躍推進研修、3割が経営層・管理職研修でしたが、2018年には比率が逆転し、ダイバーシティマネジメント研修の依頼が増えました。そのような変化を感じる一方、組織もそこで働く人も変わらない現状をまだまだ感じています。特に企業戦士として戦ってきた40代、50代の意識改革は大きな課題となっています。

■変化のキーワードは、40代50代のキャリア教育
管理職の皆さんに若手社員が「この会社でキャリアが描けない」と思っていることを伝えると「???」という反応をされます。キャリアを描くとは仕事だけでなく、人生そのものを描くことを指します。「どんな人生を歩みたいのか、そのためにどう働うくのか」ということです。キャリア教育を受けた20代には当たり前でも40代、50代のキャリア教育を受けたことがない方は「この会社でキャリアが描けない」という意味が理解できないようです。これまでの終身雇用の時代には、キャリア教育を受けてなくてもそう問題ありませんでした。しかし終身雇用には限界があります。雇用され続けるためには、私たちは新しい価値観を受け入れ、変化に対応し常に新しいことを創り出すことが求められます。多様な価値観を認め受け入れ、自分自身もいろんな価値体系の中で変化に対応して自立して生きていける能力を身につけていくことが必要です。そのためにはすべての40代、50代にキャリア教育が必要性を感じています。

40代、50代の皆さん。ラットレースから降りて外の世界を見てみませんか?

ご自身のキャリアを考えるためにもまずは働き方改革本気で取り組みませんか?